森林造成 植林・保育・生産
北九州市内に広がる森林の管理・保全を、森林所有者に代わり行なっています。
地拵え(じごしらえ)・新植(しんしょく)
地拵えは、人工林において、伐採・搬出後に林地に残された幹の先端部や枝条(しじょう)、災害で被害にあった被害木等を、植栽しやすいように整理・片付けをする作業。いわば林業のスタートで、地拵え後に林地回復のための植栽を行います。
下刈り(したがり)・枝打ち(えだうち)
下刈りとは、苗木の成長を妨げないように周囲の雑草木を刈り払う作業。この作業を怠ると、十分な日光が当たらず、やがて枯れてしまいます。こうして育った苗木は樹木へと変わり、そして節が無い形質の整った良木材にするために、下枝を切り落とす枝打ちと言う作業を行います。
間伐(かんばつ)・除伐(じょばつ)
間伐とは、木々の密度を調整することで、木々どうしの競争を緩和させ、残された木を健全に育てるための作業。この作業により日光が地表に届き、大木が育つ事により、土壌流出防止にも効果を発揮します。この間伐以外にも、造林木の成長を阻害する他樹種を取り除く除伐作業も行います。